ETF(株価指数連動型上場投信)

ETFとは、株価指数に連動した、株式市場に上場されている投資信託です。
内容は、インデックスファンドとほとんど同じですが、違いは上場されていることです。
上場されているということは、市場で、売買されることになります。

【メリット】
ETFのよい点は、ズバリインデックスファンドよりも信託報酬が安いことが多いことです。
インデックスファンドよりも、売買単価がたかくなっていますので、その分信託報酬が安くなっています。
また、証券取引所の上場基準として、インデックスとの連動が0.9以上(1が完全に連動)しないと、上場廃止になってしまいます。
ですから、きちんと連動されるように働くので、商品としての質が高くなっています。

【デメリット】
ETFのデメリットは、最低の売買単価が高いことです。
日経平均に連動するETFの場合で考えますと、最低でも10万以上は必要です。
インデックスファンドと比べて、最低の購入単価が高いので、ドルコスト平均法が使いにくいという点が、デメリットだといえるでしょう。
(毎月10万以上をドルコストで買える人は、関係ありませんが・・・。)

【選ぶ際の注意点】
インデックスファンドの章とかぶってきますが、このETFもきちんと指数に連動しているかが、重要なポイントになってきます。
また、購入する際は市場で購入することになりますので、売買手数料の安い証券会社を選ぶ必要があります。
そして、このETFについても、商品ごとに信託報酬が違いますので、きちんと調査してから購入しましょう。

Copyright © 2006 投資信託初心者入門ガイド. All rights reserved