資産運用をする必要性(インフレリスク)

投資信託を使った資産運用について、このサイトでは触れていますが、そもそもリスクをとってまで資産運用をする必要性があるのでしょうか?

結論から言うと、資産運用をするのはインフレリスクに備えるためです。
インフレリスクとは、物価が上がって以前より預貯金の価値が下がるリスクのことです。

では、なぜ預貯金の価値が下がるとまずいのでしょうか?
それは、購買力が下がり、生活のレベルが維持できなくなるからです。

インフレになると、昔は2000万で買えた家が、2500万出さないと買えないという事態になります。
そうすると、200万貯金を持っていた人は、以前なら10%頭金を入れるとした場合、2000万の家が買えたのに、インフレ後は同じ家が買えなくなります。

このような事態が購買力の下落であり、インフレのリスクでもあります。

では、インフレに強いものはなんでしょうか?
それは、株や土地などの有価証券や物です。

ですから、インフレリスクに備えるためにも、資産運用をする必要があるといえます。

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